イルカは名前で呼び合っている?

イルカは本当にスマートで驚くべき生き物です。今では、たくさんの人達が、イルカは、頭がいいと言うことを知っていますが、具体的にどんな風にスマートなんでしょう。そのスマートさの一例をここで紹介します。

イルカには「名前」がある

ハワイの海で出会うイルカたち。その美しい泳ぎや人懐っこい姿に、すっかり心を奪われてしまう人がたくさんいます。そんなイルカ達は、単に海で泳いでいるわけではなく、社会性のある生き物です。そして、イルカには、私たち人間のように名前で呼び合うコミュニケーションがあると言うことが研究によって明らかになっています。この興味深い研究は、ナショナルジオグラフィック でも紹介され、大きな注目を集めました。

研究によると、イルカはそれぞれが持つ特有の音「シグネチャー・ホイッスル」という音を使って自分の名前用を作っていると言うのです。仲間を呼ぶ時、離れた相手を連絡を取るときに、この「名前の音」を使っていることが分かっているそうです。これは、動物の世界では非常に珍しく、高度な知能と社会性を持っている証拠とされています。ナショナルジオグラフィックの記事では、他のイルカがその音を真似て呼びかけ、その音を聞いたイルカは自分の名前だと認識して反応するということでした。仲間がその音を繰り返すことでコンタクトをとるのだそうです。「ジョン、ジョン、こっち、こっち」みたいな感じでしょうか。

では、その音はどうやって作り出されるのでしょうか。

赤ちゃんイルカは、生後間もない時期に、周りの音(お母さんイルカや仲間の音)を聞きながら、少しずつ自分だけの音を作り上げていくのだそうです。お母さんイルカが子供の名前をつけるという説もありますが、これを深掘りすると、お母さんイルカの音を聞きながら、最終的に世界に一つだけの自分の音を赤ちゃんイルカが作っていくのだそうです。そして、一度作られた音は、一生ほぼ変わらず、仲間もその音を記録するということです。その音は、生まれてから、数週間〜数ヶ月で安定するそうです。

なんだか、すごい驚きの話ですね。また、赤ちゃんイルカは、この「シグネチャー・ホイッスル」だけでなく、彼らが使うソナーから作り出すクリツク音など他の音もちゃんと把握できるようになるそうです。

ハワイで出会うイルカたち

ハワイ諸島の周りで見られるイルカは、主に スピナードルフィン(ハシナガイルカ)というイルカ達です。このイルカ達は、群れで生活し、常にコミュニケーションを取りながら行動しています。他の種類のイルカの群れに比べて、集団意識が強く、社会的なつながりが強いと言われています。単独では行動しないとも言われています。そんな中での生活は、特に名前が必要になるかもしれませんね。

また、イルカは単に賢いだけではなく、仲間を思いやる、協力して行動する、強い絆で繋がっているといった人間に似た社会性を持っています。だからこそ、イルカと出会ったときに感じるあの不思議な親近感は、偶然ではないのかもしれません。

こちらの動画は、まだイルカと泳ぐツアーを催行していた時に撮影したものです。イルカの声が入っていますので是非チェックしてみてください。


*ドルフィン&ユーでは、2021年に制定された「ハワイのスピナードルフィンについての規制」に基づき、イルカと泳ぐツアーからイルカウオッチングツアーに変更させていただいています。イルカの住む環境を守るための制定なので、ハワイのイルカ達に敬意を示しての変更となりました。ただ、ボートの上からでも、彼らの生活を垣間見ることができます。また、イルカからパワーをもらうこともできます。

ドルフィン&ユー野生のイルカウオッチングツアーの詳細はこちらからご覧いただけます👈

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