ハワイ諸島の周りにはスピナードルフィン(はしながイルカ)というイルカが生息しています。他にもバンドウイルカやマダライルなど時々見ることができますが、スピナードルフィンは、ハワイを住居に住み着いているイルカ達です。なので、イルカを研究する人たちは、彼らのことをハワイアンスピナードルフィン(ハワイのイルカ達)と呼びます。そして、ご存じの方も多くいると思いますが、2021 年10月28日より、このハワイアンスピナードルフィンについての規制がアメリカの自然保護団体(NOAA)により強化されました。
ハワイ州のスピナードルフィン(はしながイルカ)についての規定
イルカを見つけたら、イルカから50ヤード(約45メートル)の距離を保つ。
これらの規制は、ボート、カヤック、スタンドアップパドル、人、また、ドローンも含まれます。
*イルカが近づいてきたら、追跡せず、その場から離れる。
こちらのルールは、沿岸から2マイル(約3.5キロ)の海域にて適用されます。
ハワイ諸島の一部のビーチでは、日中クローズされているビーチもあります。
ドルフィン&ユーでは、最初の創業者テリー・ピニーが、1989年このプロジェクトを開始してから、約30年以上もイルカと人間をつなげるプロジェクトを催行して参りましたが、今回のハワイ州の規制強化に伴い、2021 年12月1日からイルカを見るイルカウオッチングツアーへと変更させていただきました。2マイル以上沖に出るとこの規則は適用されませんが、お客様の安全を考えての決定となりました。スタッフ達もイルカが地球上の特別な存在だと信じてツアーを行なっていたので、とても残念な思いをしておりますが、イルカと泳げなくてもハワイの青い海で泳ぐイルカ達をみているだけでも、心がとっても癒されます。ウオッチングに変更した他は、ツアー内容は、すべて同じです。相変わらず陽気なスタッフ、そして、ハワイの大自然がお待ちしています!