ハワイは「自然が美しい楽園」というイメージが強い一方で、世界でもトップクラスに絶滅危惧種が多い地域として知られています。実際、ハワイは州の面積がとても小さいにもかかわらず、アメリカ全体の絶滅危惧種の約4割が集中しているとも言われ、「世界の絶滅危惧種の首都」と呼ばれることもあります。では、なぜハワイにはこれほど多くの絶滅危惧種が存在するのでしょうか。
「昔のままの自然が残っている」は半分正解
「ハワイに絶滅危惧種が多いのは、昔のままの自然が残っているから?」
この解釈は半分は正解です。確かにハワイには、手つかずに近い自然が今も残っています。しかし、本当の理由は「自然が特別すぎる」ことにあります。
世界から孤立した島の進化
ハワイ諸島は、世界のどの大陸からも非常に離れた場所にあります。そのため、もともとハワイまで渡ってこられた生き物の種類がとても少ないんです。そんな中で、天敵や競争相手がいない環境で進化したという特徴があります。こうして生まれたのがハワイ固有種(ハワイにしか存在しない生き物)です。海の生物だけでなく、植物や鳥の多くも何百年もかけて独自に進化したと言われています。つまり世界に代わりがいない存在なんです。
イルカツアー中にみられる代表的な絶滅危惧種
🦭ハワイアンモンクシール
世界で最も希少なアザラシのひとつ。ハワイ周辺の海にのみ生息しています。可愛い笑顔が魅力的です💕

🐢ホヌ(アオウミガメ)
観光客の皆さんにもすでに大人気ですが、絶滅危惧種に指定されています。お茶目な動きが可愛いです💕

🐠一部の固有魚類
ハワイアンブラックスナッパーや貝類も絶滅危惧種に指定されているものがあります。
また、ハワイの珊瑚礁も気候変動や海水温上昇で絶滅の危機に向かっています。ハワイ州では、珊瑚礁を守るために有害な化学物質が入っている日焼け止めの規制もできています。
絶滅危惧種が多い=自然が豊かという証拠?
一見するとネガティブに聞こえる「絶滅危惧種が多い」という事実ですが、見方を変えると、それだけここにしかいない命が多い、まだたくさんの自然が残っていると言うことでもあります。ハワイの自然は、壊れやすく、同時にとても貴重です。
ドルフィン&ユーのイルカツアーと自然保護の考え方
ハワイの絶滅危惧種の話は、実はドルフィン&ユーのイルカツアーとも深くつながっています。ハワイ諸島の周辺に暮らすハシナガイルカは、法律上「絶滅危惧種」ではありませんが、非常に繊細な生態を持つ野生生物です。特に昼間は休息の時間とされており、人間が過度に接近するとストレスとなり、影響を与えると言われています。そのため、2021年より厳しい保護ルールが設けられました。詳細はこちらから👈
ドルフィン&ユーでは、以前イルカと泳ぐツアーを催行しておりましたが、現在は、島の法律に従い、「イルカと泳ぐ」ことよりも、イルカの生活のリズムを最優先する、海で生活する野生生物へ敬意を払うと言う考え方を尊重しツアーを行っています。
ハワイは、世界的に見ても非常に壊れやすい生態系を持つ島です。だからこそ、学ぶ、理解する、敬意を払うと言う姿勢が求められます。ドルフィン&ユーの野生のイルカウオッチングツアーは、エンターテイメントで終わらない事前体験を目指しています。
イルカツアーや自然体験ツアーは、できれば保護を前提にしたツアーを選ぶことが、未来のハワイを守ることにつながります。ハワイは、ここしかいない命が、今も必死に生きている場所です。この島を楽しむこと、守ること、どちらも大事に大切に行きたいと思っています。
ドルフィン&ユーの野生のイルカツアーの詳細はこちらからご覧ください👈楽しいロコスタッフが皆様をアロハいっぱいの気持ちでお待ちしています🌺


